九州大学共創学部合格実績!厳しい先生のもとで諦めずに勉強し掴み取った合格

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現役時代に九州大学合格を目指すも、苦手な数学がネックとなり試験に合格できなかった中尾さん。小論文の偏差値も33と厳しい結果でしたが、浪人生活で自分なりの勉強方法と厳しい先生の指導により、模試の結果を大幅に向上させました。

その結果、見事九州大学の合格を成し遂げました!

九州大学

九州大学は福岡県にキャンパスがある国立大学です。偏差値は60~71で、今回中尾さんが合格した共創学部の偏差値も64と、高レベルであることがうかがえます。国際的な研究力や社会との連携が最高水準に達している大学として文部科学省が定める「指定国立大学法人」にも指定されており、研究にも力を入れています。

今回はそんな九州大学に合格した中尾さんの合格カレンダーです!

入試結果が分かった後、すぐに入塾してリベンジ開始

現役時代も九州大学を受験した中尾さん。その時は英語は得意だったものの数学に苦戦。1人で参考書を用いて勉強していましたが、入試本番も数学がネックとなり落ちてしまいました。そして入試結果が出てすぐに武田塾に受験相談に行き、3月末には入塾しました。

現役時代の冠模試の結果は大体E~D判定で、入試本番も合格レベルには届きませんでした。現役時代の共通テストは900点中640点程度でしたが、1年間の浪人生活で706点まで上げることができました。今年は難しくなっていた中で、60点も上がったのは素晴らしいことです!

九州大学の2次試験の科目は英語・数学・小論文がありますが、もともと英語は得意で模試の成績も60点以上は問題なく取れていました。現役時代の英語の課題は文法でした。

長文は感覚で解けていましたが、文法は不安を抱いていました。そこで春ごろに文法を勉強し直し、英文解釈や長文の参考書に取り組みました。そうして文法を固めた後は、実力の維持という状態で安定させました。

苦手な数学は基礎問題から理解を深めた

現役時代に数学ができていなかった原因は、典型問題をしっかり暗記せず、準備が整わないまま九州大学レベルの問題を解いてしまい、苦戦していたためです。まずはそれを直すべく、基礎問題から1問1問理解し自分の手で解けるかを確認して、1歩ずつ積み重ねていきました。

取り組んだ参考書は、『基礎問題精講』、『文系の数学 重要事項完全習得編』、『文系の数学 実力向上編』、『国公立標準問題集CanPass』で、その後は過去問の演習を行いました。その結果、数学の成績は1年でかなり伸ばすことができました

2月に過去問を解いた際には正答率は85%という好成績!現役時代は25%程度だったので、大幅に成績をアップさせています。

成績向上のカギは、メモアプリでの「黒歴史ノート」

数学の勉強方法で1番効果的だったのは、1度間違えた問題を2度と間違えないようにするために、「黒歴史ノート」を活用した事でした。

武田塾の勉強方法にこの「黒歴史ノート」というものがあるのですが、中尾さんはこれを携帯のメモアプリで行っていました。模試の結果を表にまとめ、さらに足りなかった考え方や重要なポイントを写真に撮って保存し、今まで間違えていたものをすぐに見直すことができるようにしていました。

このようにして復習していくことで弱点を克服した結果、数学の成績を伸ばすことができました。また、初見の問題でどの典型問題を組み合わせて解くのかをすぐに判断できるよう、問題文の語尾や条件を見てパターンを体系化させました。そして同じような問題が出た際に対応できるよう、文章をまとめて写真付きで保存していました。

この工夫で問題とその解き方を紐づけ、次から引き出せるようにすることができています。

難関大学の生徒さんにぜひおすすめしたい!?

特に難関大学志望の生徒さんに重要なポイントは、過去問をそのまま覚えるのではなく「似たような問題が出てきたときにどうしたらいいか」を意識して復習することです。これは1度間違えた問題を2度と間違えないようにするためにとても重要な勉強方法です。

数学が苦手であったり、2次力や応用力を付けたい生徒さんには適している方法だと思いますので、おすすめです!

この勉強方法を始めたきっかけは、1回解いた問題を次に間違えないよう繰り返していけば解ける問題数が増えていくと考え、さらに解ける問題が増えたら数学力が向上すると担当講師の方に教えていただいた時でした。

どのように解ける問題を蓄積していこうかと考えた結果、携帯のメモアプリであれば持ち運べる上にかさばらないと気づき、この方法にたどり着きました。メモアプリに文章でまとめる勉強方法は共通テストでも活用できます。

理科・社会も暗記がベースのため、覚えていないところをまとめて見直せば効果的です。中尾さんもこの方法で理科・社会を勉強していました。

厳しい先生の辛口添削に食らいつき、小論文も偏差値アップ!

九州大学の試験には小論文がありますがもともと文章が苦手で、6月の模試では小論文の偏差値が33で順位も下から数えて3番目でした。しかし秋の九大入試オープンでは、偏差値65.5で順位も173人中10位の好成績になりました!

武田塾の小論文のコースでは、「学びエイド」というツールを使って普段の特訓とは別で指導を受けます。問題の答案用紙を送り、それを「学びエイド」の先生が添削をします。そして解説付きの添削を動画にして送ってもらい、それを見て勉強するという方法です。

中尾さんは小論文の指導は本物ではあるものの、かなり厳しい先生として知られている先生に指導を受けました。句点読点の書き方など細かい点にも1つ1つ指導が入り、初回ではその厳しさに泣きそうになったことも。ですがその指導に食らいつき、完璧にしよう、100点を目指そうという気持ちで毎回答案を提出していました。

先生特製の100ページ近くあるマニュアルがあり、毎日小論文の勉強をする前に音読していました。そのマニュアルを頭に叩き込んだ結果、秋の模試では10位になることができたのです。

秋の模試では見事A判定を獲得!冊子にも掲載された

このように勉強を積み重ね、九州大学の2次試験では英語・数学・小論文とそれぞれ自信を持って取り組むことができました。

秋の模試の時点で小論文だけでなく英語・数学の成績も伸びて、結果はA判定。大幅に伸びた好成績ということもあり、なんと九州大学オープンで河合塾の冊子に掲載されました!こうして本番も普段の力を出せたら合格できる、という状態まで仕上げ、試験に挑むことができました。

約1年間の猛勉強で結果を出し、勝ち取った九州大学合格!|まとめ

3月から約11か月ずっと通い続け、朝から晩まで自習室で勉強していた中尾さん。きついと感じる時もありましたが、講師の先生や友人からの支えで1年乗り切り、九州大学に合格することができました。

高校生活も充実していたものの、この浪人生活も充実したものになりました。

解ける問題を蓄積するやり方や、小論文の伸ばし方など、受験生の生徒さんにとても参考になる部分がありました。メモアプリを用いた勉強方法は、どの科目でも重要な「2回目に間違えないようにする」ための方法としておすすめなので、是非参考にしてみてください。

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